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基本情報
甘く香ばしく、奥深い余韻が続く焼酎
諸説あるものの「日本三大美林」のひとつとも言われる飫肥杉を有する宮崎県日南市飫肥。この地域は、豊かな自然に囲まれた歴史ある町で、かつては飫肥藩の城下町として栄えました。江戸時代の風情が今も残り、石垣や武家屋敷が立ち並ぶ町並みは「九州の小京都」とも称され、多くの観光客を魅了しています。そんな風情ある町に蔵を構えるのが、伝統を受け継ぐ酒蔵、小玉醸造です。
小玉醸造は、もともとは冨士屋という屋号で江戸時代に創業した歴史ある蔵元です。その長い歴史の中で、一時的に休蔵する時期もありましたが、平成に入り、現杜氏の潤平氏の父である一夫氏が継承し、焼酎造りを再開しました。以来、品質にこだわった焼酎造りを続けており、代表銘柄である「杜氏潤平」は、芳醇な香りと深みのある味わいで多くの焼酎ファンを魅了しています。
そんな小玉醸造の手がける「宮の露 グリーンラベル」は、発酵に独自の工夫を凝らした焼酎です。特に特徴的なのは、二次醪の発酵期間を長くとる製法。一般的には10日程度で発酵を終えるところを、なんと50日近くかけてじっくりと発酵させています。この長期発酵によって、旨味や甘みがより引き出され、奥行きのある味わいが生まれるのです。
ストレートで香りを確認すると、焼き芋のような濃厚で甘やかな香りが広がります。「パンのような甘香ばしい香り」と表現されることも多く、単なる甘さだけでなく複雑な香ばしさが感じられます。この独特の香りが、焼酎の個性を際立たせています。
味わいについても、ストレートで飲むと、佐藤酒造の黒さつまを彷彿とさせるような、しっかりとした甘さが前面に出てきます。一方で、薄めの炭酸割りにすると甘さが抑えられ、爽やかさが際立つ飲みやすい仕上がりになります。逆に濃いめの炭酸割りでは、甘みがより強く感じられ、焼酎の奥深さが存分に楽しめます。どの飲み方でも共通するのは、飲み終えた後に残る、酸味のないヨーグルトのようなクリーミーな余韻です。飲み方によって多少の表情を変えながらも、芯のブレない一貫した味わいが感じられるのが、この焼酎の魅力と言えるかと思います。
小玉醸造の「宮の露 グリーンラベル」は、伝統を重んじながらも独自の工夫を取り入れた逸品。飫肥の歴史や風土を感じながら味わうと、その奥深さが一層引き立ちます。

焼酎名 | 宮の露 グリーンラベル |
酒蔵 | 小玉醸造 |
芋の種類 | コガネセンガン |
麹 | 白麹 |
「小玉醸造」の芋焼酎は、他にも紹介しています。
湘南で買えるお店
藤沢とちぎやは藤沢本町駅から徒歩6分(藤沢駅からは15分ほど)の場所に構える、地酒と本格焼酎に強みを持つ酒屋さんです。店主自らが全国各地を飛び回り、その目で蔵を見て同じ志を持つ蔵元から直接仕入れをしています。
「小牧醸造」「佐藤酒造」「松露酒造」などの本格焼酎を取り扱っています。詳細はこちらをご覧ください。
「宮の露 グリーンラベル」は、2025年2月に購入。
ネットで買う場合
Amazon等では売っていないようです。
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