イモーションでは「エールチケット」を導入しています。初めて聞く方が大半かと思いますので、簡単に仕組みや想いを書いておきたいと思います。
ひとことで言うと「チケット購入によって直接バンドを支援できる投げ銭的なチケット」です。
もう少し補足をすると、以下のようなチケットです。
どうでしょうか?ありそうでなかったようなチケットではないかと思います。
以降は、このチケットをやってみようと思った主催側の想いを書いてみます。ご興味のある方は読んでいただけると幸いです。
僕もその昔少しだけバンドをやっていたことがあるのでわかるのですが、バンド活動にはお金がかかります。ざっと思いつくものでも以下があります。
- 機材費(機材そのもの+機材メンテナンス費+弦やピック、スティックなどの消耗品費)
- スタジオ代
- スタジオやライブの交通費
- 遠征ライブの場合の宿泊費(浮かすために車中泊もザラ)
- レコーディング費用
これらのお金を使いつつ、生活をしていく必要があるわけです。それに対して、何らかサポートをできることがないか?というのが思いのはじめです。
イモーションに出演いただくにあたって、当然ですがいくばくかの出演料をお支払いしています。出演料を多くお支払いすることでサポートしたいと思っていますが、その場合、主催者個人で持ち出すか、チケット代を高くするしかありません。普通にイベントを組んでいる限り。
例えば僕が年収1億円の大金持ちだったら主催者個人で持ち出せばいいのですが、いかんせん大金持ちではないただの音楽好きです。
では、チケット代を高くするか?それも違うと思いました。チケット代を高くすると、「観たいけど高くて観れない」人が増えてしまうと思いました。ライブハウスに通う人が減り、ライブハウスという文化が廃れていくことに繋がってはいけない。ライブハウスはちゃんと残したい。
そこで、通常のライブのチケット代は高くせずに、主催者の限界を超えて出演者を支援できる形での「エールチケット」を考えました。「エールチケットを買わないとファン失格なのかな」なんてことは全くありません。「グッズを買いたいから節約してライブには行きたい!」「ライブに行く回数を増やしたいから一回のライブは安いほうがいい」という方もいると思います。全然いいと思っています。
バンドへの愛の示し方は色々な形があると思っており、何かひとつに固定化するものでもありません。選択肢のひとつとして「エールチケット」のようなものがあってもいいのではないかと思っての取り組みです。
ご賛同いただける方は、是非エールチケットをお選びいただけると幸いです。もちろん何かを数値化して測りたい意図はないので、エールの数は公開するつもりはありません。そっと、けれども確かに出演者にお届けしたいと思います。
また、「この取り組み面白いじゃん」というイベンター、ライブハウス、バンドの方々は是非ともご自身のイベントでも取り入れてもらえると嬉しいです。権利関係での制約など何もありませんので、どんどんパクってください。
素敵な楽曲を産み落としてくれるバンドに対して、素敵な演奏を届けてくれるバンドに対して、少しでも力になれるような動きが作れるといいなと思います。
