ささき
芋焼酎に使われる芋にはたくさんの種類があります。それらの違いについてまとめてみました。「芋縛り」で芋焼酎を開拓するのも楽しそうですね。
目次
芋の種類ごとの特色
芋の種類 | 特色 | 当サイトで取り扱った芋焼酎 |
コガネセンガン | 芋焼酎でもっとも使用されている芋。デンプン量がとても多い品種。芋焼酎にすると、柔らかな芋の香りが立ち、比較的糖度も高いため、甘さを強く感じる仕上がりになります | (種類が多いため割愛) |
アヤムラサキ | その名の通り紫芋系の芋。肉質部分が紫色になります。芋焼酎にすると、成分中に含まれるアントシアニンの効果で赤ワインのような香りになります。ジョイホワイトほどスッキリとしてはいないものの、糖度は低めのためコガネセンガンで作った芋焼酎よりは甘さが抑えられた味になります | アヤムラサキを使った芋焼酎はこちら |
サツママサリ | 焼酎原料用として2009年に品種登録された歴史の浅い芋。芋焼酎にすると、コガネセンガンに近く甘い香りが立ち、味わいはややスッキリしたものになります | サツママサリを使った芋焼酎はこちら |
ジョイホワイト | 焼酎原料用として1995年に品種登録された芋。芋焼酎にすると、フルーティな柑橘系の香りになります。蒸してもほとんど甘さが増さないため、スッキリとした味わいの芋焼酎になります | ジョイホワイトを使った芋焼酎はこちら |
ハマコマチ | ベニオトメを交配してできたオレンジ色の芋。芋焼酎にすると、紅茶のような華やかな香りになるのが特徴で、強い甘さを感じることができます | ハマコマチを使った芋焼酎はこちら |
パープルスイートロード | 2004年に品種登録された紫芋の王様と呼ばれる芋。紫芋は基本的に糖度が低めですが、この芋は糖度が高く、甘い芋焼酎になります | パープルスイートロードを使った芋焼酎はこちら |
ベニサツマ | スイーツにも利用される甘い芋。スイーツにも利用されるように、芋焼酎にしても甘さのあるものになります。香りはそこまで特徴的ではないです | ベニサツマを使った芋焼酎はこちら |
ベニハルカ | 2010年に品種登録された歴史の浅い芋。とても甘さの強い芋で、各地でベニハルカのブランド商標(紅天使、甘太くん など)が登録されています。甘さの強い芋焼酎ができあがります。芋の芳醇な香りも楽しめます | ベニハルカを使った芋焼酎はこちら |
参考文献
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